(2025/6/12 更新)
ステフィン・カリーは1988年3月14日、オハイオ州アクロン生まれのポイントガード。NBA選手デル・カリーの息子として育ったが、高校時代は身体の線の細さから名門大学からの関心が薄く、デビッドソン大学に進学。NCAAトーナメントでの活躍により一躍全国的に注目を集め、2009年NBAドラフトでゴールデンステート・ウォリアーズに全体7位で指名された。初期は足首のケガに苦しんだが、2012年以降に才能が開花。2015年にはリーグMVPとNBA優勝を獲得し、その後も4度の優勝、2度のシーズンMVPを受賞し、現代NBAを象徴するスーパースター選手として、NBAのプレースタイルそのものに多大な影響を与えている。
Profile(プロフィール)

氏名 | Stephen Curry (ステフィン・カリー) |
生年月日 | 1988年3月14日 |
出身地 | アメリカ合衆国 オハイオ州アクロン |
身長 / 体重 | 188cm / 84kg |
出身校 | デビッドソン大学 |
ポジション | PG |
ドラフト | 2009年ドラフト7位 |
引退 | – |
所属チーム | 2009 – :GSW(ウォリアーズ) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(2015, 2017, 2018, 2022) ファイナルMVP(2022) シーズンMVP(2015, 2016) 得点王(2016, 2021) スティール王(2016) オールNBA 1st チーム(2015, 2016, 2019, 2021) オールNBA 2nd チーム(2014, 2017, 2022, 2023, 2025) オールNBA 3rd チーム(2018, 2024) オールルーキー 1st チーム(2010) オールスター出場(2014-2019, 2021-2025) オールスターMVP(2022, 2025) |
Play Style(プレースタイル)
現代のオフェンス戦術に大きな影響を与えたシューティングPG
現代NBAのトレンドを作った選手であり、NBA史上最高レベルのシュートレンジと精度をもったシューター。
オフボールでは積極的にスペーシングの作り、オンボールでのピック&ロールの巧みさによってフリーになる技術が非常に高い。2024年終了時点で通算3P成功数は3,747本(NBA歴代1位)を記録しており、歴史に残るクラッチシュートも多く決める勝負強さを持っている。
ドリブルからのステップバック、ピック&ロールからのプルアップシュート、トランジションでのディープスリーなど、あらゆる状況でスコアリングすることができる。オフェンスでの引力が非常に強く、味方へのパスにも繋げる柔軟性も併せ持つ。
自己中心的ではなく、スクリーナーとしても機能する点も特筆すべきで、チームオフェンスに溶け込んだオフェンスを展開することが特徴。ディフェンスではサイズ不足ながらも、ポジショニングとインテリジェンスでカバーすることが多く、決定的な穴になることは少ない。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 5
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 2
- シュートレンジの広さ
- 30フィート以上からの3P成功率も高く、オンボールシューターながら40%以上の成功率を誇る。
- オフボールムーブ
- オフボールでも積極的に動き回り、ディフェンスを引き付けることでオフェンスをデザインする。
- クラッチシーンでの勝負強さ
- キャリア後半は勝負所や重要な試合での安定感が増し、勝負強さを発揮している。
- サイズとフィジカル
- NBAのガードとしては小柄で、フィジカルコンタクトに弱みがある。
- ドローファウルの意識
- シュート力が高い故に、ペイント周辺でファウルをもらいにいくことは多くない。
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Stats(スタッツ)
PER | 23.5 |
BPM | 6.4 |
OBPM | 6.2 |
DBPM | 0.2 |
USG% | 29.0% |
TS% | 62.5% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
