テキサス州ダラスに本拠地を置く、多国籍軍団とも呼ばれる海外出身選手が多く在籍するダラス・マーベリックスについてご紹介します。
What’s Dallas Mavericks(基本情報)

本拠地 | テキサス州ダラス |
カンファレンス | ウェスタン・カンファレンス |
ディビジョン | サウスウェスト・ディビジョン |
略称 | DAL |
アリーナ | アメリカン・エアラインズ・センター |
Gリーグ提携チーム | テキサス・レジェンズ |
Team History(歴史)
創設 | 1980年 |
チーム史 | ダラス・マーベリックス(1980年 -) |
優勝 | 1回(2011年) |
永久欠番 | [12]:デレック・ハーパー [15]:ブラッド・デイビス [22]:ローランド・ブラックマン [41]:ダーク・ノビツキー |
1980年に創設された比較的新しいチームで、テキサス州らしく西部劇にちなんだチーム名になっている。略称として「MAVS(マブス)」と呼ばれる。
1990年代にはチームは低迷したが、1998年にドイツ出身のダーク・ノビツキーを指名して以降はノビツキーを中心とした補強を積極的に行い、2011年には悲願の初優勝を果たした。 ドン・ネルソンがGMに就いて以降は海外出身選手を積極的に発掘しており、日本人初のNBA選手となった田臥雄太もマブスでキャンプ契約を結んでいたことから、「国際色豊かなチーム」と呼ばれることも多い。
“NBAイズムが選ぶ!” ダラス・マーベリックス 歴代トップ5

Jason Kidd
ジェイソン・キッド

Luka Doncic
ルカ・ドンチッチ

Mark Aguirre
マーク・アグワイア

Dirk Nowitzki
ダーク・ノビツキー

Sam Perkins
サム・パーキンス
“NBAイズムが選ぶ!” G.A.O.T. (チーム史上最高の選手)

Dirk Nowitzki(ダーク・ノビツキー)
マブス史上最高の選手であり、NBAの多国籍化に大きな影響を与えた欧州最高の選手の1人。213cmのPF/Cながら精確なロングシュートで得点を積み重ね、高身長から片足で繰り出されるフェイダウェイはブロックするのがほぼ不可能だった。2011年のNBAファイナルでは怪我を押して出場し、神掛かり的なパフォーマンスで初優勝をもたらした。欧州出身の初のMVP受賞者であり、バスケットボールの概念を変えた1人だといえる。
Dallas Mavericks Team Information(チーム情報)
チームスタッフ
Head Coach

(ジェイソン・キッド)
GM

(ニコ・ハリソン)
President

Main Owner

(マーク・キューバン)
Roster Infomation:ロスター情報(更新日:2022年10月10日)

UFA:制限なしFA RFA:制限付きFA PO:プレーヤーオプション TO:チームオプション
Pos. | Player | 2023-24 Contract |
---|---|---|
PG | Luka Doncic(ルカ・ドンチッチ) | |
PG | Spencer Dinwiddie(スペンサー・ディンウィディー) | |
PG | Frank Ntilikina(フランク・ニリキナ) | UFA |
SG | Tim Hardaway Jr.(ティム・ハーダウェイJr.) | |
SG | Josh Green(ジョシュ・グリーン) | TO |
SG | Theo Pinson(テオ・ピンソン) | UFA |
SG | Jaden Hardy(ジェイデン・ハーディー) | |
SF | Reggie Bullock(レジー・ブロック) | |
SF | Davis Bertans(ダービス・ベルターンス) | |
PF | Christian Wood(クリスチャン・ウッド) | UFA |
PF | Maxi Kleber(マキシ・クリバー) | |
PF | Dorian Finney-Smith(ドリアン・フィニー・スミス) | |
C | Dwight Powell(ドワイト・パウエル) | UFA |
C | JaVale McGee(ジャベール・マギー) | |
SG | Tyler Dorsey(タイラー・ドーシー) | 2way契約 |
2way契約 |
【トレーニングキャンプ契約(Exhibit10 / Exhibit9)】
McKinley Wright IV(PG)
Tyler Hall(SG)
D.J. Stewart Jr.(SG)
Marcus Bingham Jr.(PF)
Mouhamadou Gueye(SF/PF)
エースプレイヤー


Luka Doncic(ルカ・ドンチッチ)
201cm / 104kgという恵まれた体型をもち、1番~4番でプレーすることができる欧州の天才。欧州出身選手の例に漏れず高いシュート力を持っており、どんなシュートでも決めきることができる。スピードはないがバスケットボールへの理解度が深く、驚異的なボディバランスとボールハンドリングで得点を量産する。2022年現在でレブロン引退後のNBAを代表する選手の最右翼であり、マブスの好不調はドンチッチの出来に大きく左右される。オフシーズンに欧州選手権に出場していたこともあり、怪我のリスクだけが懸念材料だ。

