大学時代に全米を席巻し、NBAでも2000年代を代表するオールラウンダーPFの先駆者となったクリス・ウェバーについて紹介します。(更新日:2022/10/23)
Profile(プロフィール)

氏名 | Chris Webber (クリス・ウェバー) |
生年月日 | 1973年3月1日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ミシガン州デトロイト |
身長 / 体重 | 208cm/111kg |
出身校 | ミシガン大学 |
ポジション | PF |
ドラフト | 1993年ドラフト1位 |
引退 | 2008年 |
所属チーム | 1993 – 1994:GSW(ウォリアーズ) 1994 – 1998:WAS(ブレッツ) 1998 – 2005:SAC(キングス) 2005 – 2007:PHI(シクサーズ) 2007 :DET(ピストンズ) 2008 :GSW(ウォリアーズ) |
主な受賞歴 | リバウンド王(1回) All NBA 1st Team(1回) All NBA 2nd Team(3回) All NBA 3rd Team(1回) 新人王(1回) All Rookie 1st Team(1回) オールスター出場(5回) 永久欠番(SAC) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 4
- 人気
- 4
- 勝負強さ
- 1
- テクニック
- 5
- ディフェンス
- 3
OBPM | 2.3 |
DBPM | 1.1 |
PER | 20.9 |
USG% | 27.1% |
WS/48 | 104 |
BPM | .132 |
TS% | 51.3% |
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
PER :実力指数。リーグ平均は15。
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

万能型フォワードの先駆者
ウェバーは2000年代以降のPF像を作った先駆者的な存在の1人。ゴール下で身体を張る従来のPFのイメージにとどまらず、高い身体能力、視野の広さ、ボールハンドリングを武器に、2000年代前半におけるリーグ屈指のオールラウンドプレーヤーとしての地位を確立した。
ミドルポストでチームの起点となる
従来のPF像に当てはまらない「広い視野」と「柔軟性」を備えており、インサイドから試合をクリエイトすることができた。引退年を除いて平均3~5アシストを記録し、ミドルシュートも高確率で決めている。ウェバーが攻撃の起点となることで機能するため、ボール保持の時間が長い選手との相性は良くない。
怪我と世間の評価に苦しんだキャリア
キャリアを通して膝の怪我に苦しみ、15年のキャリアでフル出場を果たした年はない。また、多彩なスキルセットとアンセルフィッシュなプレースタイル故に「勝負弱い」という評価されることが多いが、全盛期のレイカーズを追い詰めるなど、彼の存在が後のビッグマンに大きく貢献したことは間違いない。
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https://www.youtube.com/watch?v=ZOh0wnQ1VZU&t=1s
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 831 | 80 |
出場時間(MIN) | 37.1 | 36.3 |
得点(PTS) | 20.7 | 18.7 |
FG成功率(FG%) | .479 | .464 |
3P成功率(3P%) | .299 | .269 |
FT成功率(FT%) | .649 | .611 |
リバウンド(REB) | 9.8 | 8.7 |
アシスト(AST) | 4.2 | 3.6 |
スティール(STL) | 1.4 | 1.1 |
ブロック(BLK) | 1.4 | 1.2 |
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

