当代屈指のオールラウンダーなPFでありながら、「歩くテクニカルファウル」と呼ばれたラシード・ウォーレスについて紹介します。(更新日:2021/8/14)
目次
Profile(プロフィール)
氏名 | Rasheed Wallace (ラシード・ウォーレス) |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身 | ペンシルベニア州フィラデルフィア |
出身校 | ノースカロライナ大学 |
生年月日 | 1974年9月17日 |
身長/体重 | 211cm/104kg |
ポジション | PF/C |
ドラフト | 1995年ドラフト4位 |
NBA 経歴 | 1995 – 1996 ワシントン・ブレッツ 1996 – 2004 ポートランド・トレイルブレイザーズ 2004 アトランタ・ホークス 2004 – 2009 デトロイト・ピストンズ 2009 – 2010 ボストン・セルティクス 2012 – 2013 ニューヨーク・ニックス |
引退 | 2013年 |
永久欠番 | – |
NBA 受賞歴
NBA 優勝 | 1回(2004) |
シーズン MVP | – |
ファイナル MVP | – |
MIP | – |
6th man賞 | – |
All NBA 1st | – |
All NBA 2nd | – |
All NBA 3rd | – |
最優秀守備選手 | – |
All Defensive 1st | – |
All Defensive 2nd | – |
新人王 | – |
All ルーキー 1st | – |
All ルーキー 2nd | 1回(1996) |
得点王 | – |
リバウンド王 | – |
アシスト王 | – |
スティール王 | – |
ブロック王 | – |
オールスター出場 | – |
オールスターMVP | 4回(2000, 2001, 2006, 2008) |
Play Style(プレースタイル:独自評価)

PER:17.0
※ PER(Player Efficiency Rating):スタッツを実力指数に変換した数値で、リーグ平均は15。
オフェンス総合 | ☆☆☆ |
ディフェンス総合 | ☆☆☆ |
身体能力 | ☆☆☆ |
得点力(シュート) | ☆☆☆ |
リバウンド | ☆☆☆ |
アシスト(ゲームメイク) | ☆☆ |
ハンドリング | ☆☆☆ |
バスケットIQ | ☆☆☆ |
テクニック | ☆☆☆☆ |
人気/知名度 | ☆☆☆ |
注目ポイント:ラシード・ウォーレス
POINT1:ストレッチ4の原型となったオールラウンダー
当時はPFが3Pシュートを撃つことはほとんどなかったが、ラシードはシュート力が高く、パワー勝負よりもアウトサイドでのプレーを好んだ。フェイダウェイ気味に放たれるシュートはブロックされにくく、現代的なオールラウンダーなストレッチ4の原型といえるが、当時は批判の対象とされた。
POINT2:ピストンズの2004年優勝のラストピース
インサイド/アウトサイドを問わずに得点できるスコアリング能力が注目されるが、ディフェンスも標準以上だ。イメージと違ってアンセルフィッシュなスタイルで14年連続でチームをプレーオフに導いている。ピストンズでは守護神ベン・ウォーレスとともにツインタワーを形成し、優勝に大きく貢献した。
POINT3:”歩くテクニカルファウル”
ブレイザーズ時代には1シーズンでの歴代最多テクニカルファウル/最多退場を記録した。「ジェイル(刑務所)・ブレイザーズ」の問題児軍団の総帥と見做されていたが、乱闘や犯罪を起こすことはなく、プライベートでは大人しい性格。ピストンズ時代にはラリー・ブラウンHCの元でプレーした。
スマホでの動画閲覧はコチラから ⇒
https://www.youtube.com/watch?v=PJxVsuWo1h8
NBA STATS(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 1,109 | 177 |
出場時間(MIN) | 32.7 | 33.0 |
得点(PTS) | 14.4 | 13.5 |
FG成功率(FG%) | .467 | .444 |
3P成功率(3P%) | .336 | .352 |
FT成功率(FT%) | .721 | .717 |
リバウンド(REB) | 6.7 | 6.2 |
アシスト(AST) | 1.8 | 1.5 |
スティール(STL) | 1.0 | 0.8 |
ブロック(BLK) | 1.3 | 1.3 |