【NBA選手名鑑】Robert Williams Ⅲ(ロバート・ウィリアムズ3世)

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ロバート・ウィリアムズ3世は1997年10月17日、ルイジアナ州シュリーブポート生まれのビッグマン。テキサスA&M大学では2年間プレーし、SEC最優秀守備選手賞を2度受賞するなど、そのリムプロテクション能力で高い評価を得た。2018年NBAドラフトでは全体27位でボストン・セルティックスに指名。ドラフト直後は遅刻癖などの「プロ意識」の面で懸念が報じられたが、コート上では持ち前の跳躍力とタイミングでリム周辺を支配。2021–22シーズンにはセルティックスの守備の要として台頭し、同年のNBAファイナル進出にも貢献した。2023年にジュルー・ホリデー獲得のトレードでポートランド・トレイルブレイザーズに移籍。

目次

Profile(プロフィール)

氏名Robert Williams Ⅲ
(ロバート・ウィリアムズ三世)
生年月日1997年10月17日
出身地アメリカ合衆国
ルイジアナ州シュリーブポート
身長 / 体重 203cm / 108kg
出身校テキサスA&M大学
ポジションPF / C
ドラフト2018年ドラフト27位
引退
所属チーム2018 – 2023:BOS(セルティクス)
2023 –    :POR(ブレイザーズ)
主な受賞歴All Defensive 2nd Team(2022)

Play Style(プレースタイル)

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アスレチックに秀でたディフェンシブ・センター

守備に特化した典型的な「ディフェンシブ・センター」。身長206cm、ウィングスパン223cmという長いリーチに加え、抜群のタイミングと跳躍力を活かしたブロック能力が最大の武器。オフボールでのヘルプディフェンスに優れ、ペリメーター付近からでもリムまで戻ってシュートを阻止する「ローミング・ビッグマン」として高く評価されている。2021–22シーズンは平均2.2ブロック(リーグ5位)、ディフェンシブ・レーティング102.4とリーグトップクラスの指標を記録。

攻撃面では主にダンク、アリウープ、プットバックなど、ペイント内での得点が中心。パス能力にも優れており、ハイポストやショートロールからの展開もこなす。2021–22シーズンには平均10.0得点、9.6リバウンド、2.0アシストとバランスの取れた数字を残した。

一方で、フリースロー成功率(キャリア通算約61%)やアウトサイドシュートの無さが課題。耐久性にも難があり、フルシーズンを通して健康を維持できていない。

  • オフェンス
    3
  • 人気
    2
  • 勝負強さ
    2
  • テクニック
    2
  • ディフェンス
    5
長所
  • 高い跳躍力とタイミングを活かしたリムプロテクション
  • ピック&ロールやヘルプディフェンスへの判断
  • 優れたアスレチック能力を活かした速攻でのフィニッシュ
短所 / 改善点
  • オフェンスバリエーションの少なさ
  • フリースロー精度の低さ
  • 慢性的な怪我によるプレータイムの確保

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Stats(スタッツ)

PER22.9
BPM5.3
OBPM1.8
DBPM3.1
USG%12.6%
TS%73.1%

PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

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