【NBA選手名鑑 #5】Chris Webber(クリス・ウェバー)

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Profile(プロフィール)

氏名Chris Webber
(クリス・ウェバー)
生年月日1973年3月1日
出身地アメリカ合衆国
ミシガン州デトロイト
身長 / 体重 208cm / 111kg
出身校ミシガン大学
ポジションPF
ドラフト1993年ドラフト1位
所属1993 – 1994:GSW
1994 – 1998:WAS
1998 – 2005:SAC
2005 – 2007:PHI
2007    :DET
2008    :GSW
受賞歴リバウンド王(1回)
All NBA 1st Team(1回)
All NBA 2nd Team(3回)
All NBA 3rd Team(1回)
新人王
All Rookie 1st Team
オールスター出場(5回)
永久欠番(SAC)
殿堂入り
引退2008年

Stats(スタッツ)

  • オフェンス
    4
  • 人気
    4
  • 勝負強さ
    1
  • テクニック
    5
  • ディフェンス
    3
PER20.9
BPM3.4
OBPM2.3
DBPM1.1
USG%27.1%
WS/48.132
TS%51.3%

OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
PER :実力指数。リーグ平均は15。
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

Play Style(プレースタイル)

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現代NBAに繋がるスキルフルビッグマン

ミシガン大学で全米を席巻した「ファブ・ファイブ」の一員として活躍し、1993年のNBAドラフトで全体1位指名を受ける。オーランド・マジックに指名された直後にゴールデンステート・ウォリアーズへトレードされ、新人王を獲得。マジックを含めて含めて4チーム目となったサクラメント・キングスでは中心選手として、オールNBA 1stチームに4度選出、5度のオールスター出場を果たし、名実ともにNBAを代表するPFとなった。
現在ほどビッグマンに多様性が求められなかった90年代〜00年代のNBAにおいて、優れたコートビジョンとパッシング能力を持っており、現在のNBAでスタンダードとなっているストレッチ4の原型となった1人だといえる。
引退後は、TNTやNBA TVなどでアナリストとして活躍している。

長所

ビッグマンらしからぬパスセンス
ウェバーはビッグマンとしては非常に優れたパッシング能力と広いコートビジョンを持っており、インサイドからオフェンスの起点となることができた。特にハイポストやエルボーからのパスは秀逸で、2000年前後のPFとしては特異な存在だった。

多彩なオフェンススキル
ポストでのフックショットはもちろん、フェイスアップからのドライブやミッドレンジショットなど、ペイントエリアからハイポストで多彩なスコアリングを見せた。また、優れたパス能力も相まって、相手チームにディフェンスを絞らせなかった。

アスレチック能力に裏付けられたリバウンド
身体能力に優れ、強力なリバウンダーとしても活躍しました。オフェンスリバウンドで2ndチャンスを生み出すことはもちろん、ディフェンスリバウンドでは高いパス能力を活かして速攻の起点となるなど、チームオフェンスに大きく貢献した。

短所 / 改善点

怪我の多さ
キャリアを通じて怪我が多く、特に膝の怪我は深刻でパフォーマンスに大きな影響を与えた。特にキングス以降は怪我の影響が顕著で、シーズンを通じて安定したコンディションを維持することが難しかった。

3Pシュートとフリースロー成功率の低さ
時代背景もあるがキャリアを通じて3Pシュートの試投数は少なく、成功率も高かくなかった。また、フリースロー成功率も約65%とビッグマンとしても及第点以下であり、試合終盤にハックされることも少なくなかった。このことが「勝負弱い」と評される一因となっている。

アンセルフィッシュさ
ビッグマンとして類稀なパス能力がウェバーの特筆すべきスキルであることは間違いないが、その反面、勝負所でパスに逃げる場面が目立った。特にキングス時代まではリーグを代表するエースPFと目されていたこともあり、アンセルフィッシュさは批判の的とされた。

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