マイケル・ジョーダンを苦しめたライバルの1人であり、歴代屈指のトラッシュメーカー兼PGのゲイリー・ペイトンについて紹介します。(更新日:2022/10/20)
Profile(プロフィール)
氏名 | Gary Payton (ゲイリー・ペイトン) |
生年月日 | 1968年7月23日 |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州オークランド |
身長 / 体重 | 191cm / 82kg |
出身校 | オレゴン州立大学 |
ポジション | PG |
ドラフト | 1990年ドラフト2位 |
引退 | 2007年 |
所属チーム | 1990 – 2003:SEA(スーパーソニックス) 2003 :MIL(バックス) 2003 – 2004:LAL(レイカーズ) 2004 – 2005:BOS(セルティクス) 2005 – 2007:MIA(ヒート) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(1回) 最優秀守備選手(1回) スティール王(1回) All NBA 1st Team(2回) All NBA 2nd Team(5回) All NBA 3rd Team(2回) All Defensive 1st Team(9回) All Rookie 2nd Team |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 4
- 人気
- 4
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 5
- ディフェンス
- 5
PER | 18.9 |
BPM | 3.3 |
OBPM | 2.7 |
DBPM | 0.5 |
USG% | 22.5% |
WS/48 | .148 |
TS% | 52.8% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
ポジションに優れた、歴代屈指のディフェンシブガード
ゲイリー・ペイトンを語る上で欠かせないのがディフェンスだ。”ザ・グローブ”と呼ばれ、「なぜ抜けないのか分からない」と言われるほどポジショニングに優れていた。体格に恵まれているわけではないが、相手の動きを読むことに長け、腕で相手を包み込むようにディフェンスする。2021年までに最優秀守備選手を獲得した唯一のPGで、オールディフェンシブチームに9年連続で選出されている歴代屈指のディフェンダーの1人だ。
初優勝を手繰り寄せた老獪なオフェンス
ジャンプシュートはそこまで得意ではないが、オフェンスバリエーションは多く、7シーズンに渡って平均20点以上を記録している。代名詞のスクープショットを駆使して相手ビッグマンを翻弄し、フィジカルが強いためミスマッチを突いてポストアップすることもできる。ゲームの流れを読む力に長けており、2005-06シーズンのNBAファイナルで決めた残り9.3秒で逆転シュートに代表されるように勝負所での得点力は非常に高い。
トラッシュトークも含めたゲームコントロール
自身の得点力も高いためアシスト数は同時代のスターPGと比べると多くはないが、視野が広く、華麗ながら堅実なパスワークを得意とする。特にソニックス時代にコンビを組んでいたショーン・ケンプへのロブパスは、ケンプの身体能力を活かしたダンクのインパクトもあり、多くのハイライトを生み出した。また、ゲーム自体をコントロールする術にも優れており、相手のペースを崩す当代随一のトラッシュトーカーとしても有名だ。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/YfS8lEzIVSo
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 1,335 | 154 |
出場時間(MIN) | 35.3 | 35.6 |
得点(PTS) | 16.3 | 14.0 |
FG成功率(FG%) | .466 | .441 |
3P成功率(3P%) | .317 | .315 |
FT成功率(FT%) | .729 | .706 |
リバウンド(REB) | 3.9 | 3.7 |
アシスト(AST) | 6.7 | 5.3 |
スティール(STL) | 1.8 | 1.4 |
ブロック(BLK) | 0.2 | 0.2 |
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