(2025/5/11 更新)
ゲイリー・トレントJr.は1999年1月18日生まれ、アメリカ・オハイオ州出身のシューティングガード。父は元NBA選手のGary Trent Sr.であり、2世選手として注目を集めた。高校時代はIMGアカデミーで活躍し、マクドナルド・オール・アメリカンにも選出。大学はデューク大学に進学し、1年次で平均14.5得点、3P成功率40.2%の成績を残してNBA入りを表明。2018年ドラフト2巡目37位でサクラメント・キングスに指名された後、すぐにポートランド・トレイルブレイザーズにトレードされた。ブレイザーズでは3&Dのロールプレイヤーとして頭角を現し、2021年シーズン途中にトロント・ラプターズへトレード。以降ラプターズのウィングの要としてプレーし、近年は安定した得点源としてチームを支えている。
Profile(プロフィール)

氏名 | Gary Trent Jr. (ゲイリー・トレントJr.) |
生年月日 | 1999年1月18日 |
出身地 | アメリカ合衆国 オハイオ州コロンバス |
身長 / 体重 | 196cm / 95kg |
出身校 | デューク大学 |
ポジション | SG / SF |
ドラフト | 2018年ドラフト37位 |
引退 | – |
所属チーム | 2018 – 2021:POR(ブレイザーズ) 2021 – 2024:TOR(ラプターズ) 2024 – :MIL(バックス) |
主な受賞歴 | NBAカップ優勝(2024) |
Play Style(プレースタイル)
シュート力に秀でた3&Dプレーヤー
典型的な「3&D」タイプのウィングプレイヤーで、オフェンスでは主にスポットアップ・シューター、ディフェンスではウィング守備を担当する。シュートフォームはコンパクトでリリースが速く、キャッチ&シュートはもちろん、プルアップ3もこなせる。2021-22シーズンには平均18.3得点、3P成功率38.3%と高い得点力を記録した。オンボールでもある程度のアイソレーション能力があり、タフショットを決め切る場面も多い。ディフェンス面では手の速さと読みの良さを活かし、スティールを多く稼ぐ。一方でフィニッシュ力やプレーメイキングには課題があり、ペイントへのドライブやパス展開は限定的。ボールを長く保持せず、決められた役割を遂行するタイプ。総じて、自分の役割を理解して遂行する「ハードワーカー」であり、プレータイムの中で効率よく結果を残す選手である。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 3
- 高精度な3ポイントシュート
- キャッチ&リリースもプルアップもこなし、3Pシュートを高確率で決めることができる。
- クラッチタイムでのメンタルの強さ
- タフショットでも迷わず放ち、接戦時のスコアリング能力が高い。
- ディフェンス力とスティールセンス
- ハードなオンボールディフェンスでプレッシャーをかけ、手の速さでターンオーバーを誘発する。
- ドライブ時のフィニッシュの精度
- リムアタックの技術を持っているが、フィニッシュ精度やコンタクト後の強さに課題がある。
- プレーメイク能力
- 自分からパスをデザインすることは少なく、プレーメイクについては限定的。
- ショットセレクションの改善
- タフショットを選択する傾向があり、効率面では改善の余地ある。
スマホでの動画閲覧はコチラから
Stats(スタッツ)
PER | 13.1 |
BPM | -1.2 |
OBPM | -0.5 |
DBPM | -0.7 |
USG% | 19.9% |
TS% | 55.5% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
