(2025/5/14 更新)
ジャリル・オカフォーは1995年12月15日、イリノイ州シカゴで生まれたアメリカ人バスケットボール選手。高校時代から全米トップのセンターとして注目を集め、ウィットニー・ヤング高校ではMcDonald’s All-Americanにも選出。大学はデューク大学に進学し、1年生時に平均17.3得点、8.5リバウンドを記録。チームを2015年のNCAAトーナメント優勝に導き、ACC年間最優秀選手にも輝いた。同年のNBAドラフトでフィラデルフィア・76ersから全体3位指名を受けプロ入り。ルーキーイヤーには17.5得点、7.0リバウンドを記録し、オールルーキー1stチームに選出。その後はブルックリン・ネッツ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、デトロイト・ピストンズなど複数チームを渡り歩くが、度重なるケガと守備面での課題により出場機会が減少。近年はGリーグや海外リーグでもプレーしている。
Profile(プロフィール)

氏名 | Jahlil Okafor (ジャリル・オカフォー) |
生年月日 | 1995年12月15日 |
出身地 | アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ |
身長 / 体重 | 211cm / 123kg |
出身校 | デューク大学 |
ポジション | C |
ドラフト | 2015年ドラフト3位 |
引退 | – |
所属チーム | 2015 – 2017:PHI(シクサーズ) 2017 – 2018:BKN(ネッツ) 2018 – 2020:NOP(ペリカンズ) 2020 – 2021:DET(ピストンズ) |
主な受賞歴 | オールルーキー 1st チーム(2016) |
Play Style(プレースタイル)
ペイント内での圧倒的なオフェンススキルを持つ古典的ポストプレーヤー
典型的なローポスト型センターであり、特にペイントエリアでの得点力に優れた選手である。オフェンスにおいては、スムーズなフットワークと優れたハンドスキルを駆使し、フェイクやピボットを多用して得点を重ねるタイプ。特に背中を向けた状態からのポストプレーに長けており、左右どちらにも展開できる柔軟さがある。ジャンプシュートや3Pシュートのレンジは狭いものの、ゴール近辺でのフィニッシュ力は高い。一方で、現代NBAにおいて要求されるストレッチ性やディフェンスでのスイッチ適応力に欠ける点が弱点とされる。リムプロテクターとしての能力やペリメーターディフェンスには課題が多く、速いペースのゲーム展開では守備面での消耗が激しい。加えて、リバウンドへの貢献も決して高くはなく、ディフェンシブ・リバウンドのポジショニングが甘い場面が散見される。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 2
- テクニック
- 2
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 1
- 多彩なポストオフェンスの技術
- フェイクやターンを駆使した多彩なポストオフェンス技術で、1on1での得点能力が高い。
- 滑らかなハンドリング
- ビッグマンとしては柔らかいシュートタッチとクイックネスを持っている。
- 身体の強さとサイズ
- 208cm / 125kgの体格で、インサイドで当たり負けしないフィジカルの強さを持っている。
- ディフェンス能力
- ブロックやリムプロテクトが苦手で、スイッチディフェンスへの対応に課題。
- ディフェンスリバウンド時のポジショニング
- ポジショニングが悪く、サイズがあるにも関わらず平均以下のリバウンダー。
- アウトサイドシュートの効率
- ビッグマンではあるがロングシュートをほぼ打てず、ストレッチにはなりえない。
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Stats(スタッツ)
PER | 16.4 |
BPM | -2.0 |
OBPM | -1.1 |
DBPM | -0.9 |
USG% | 23.2% |
TS% | 56.8% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
