1990年代後半〜2000年代を代表するPGであるジェイソン・キッドについて紹介します。(更新日:2022/10/22)
Profile(プロフィール)
氏名 | Jason Kidd (ジェイソン・キッド) |
生年月日 | 1973年3月23日 |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンフランシスコ |
身長 / 体重 | 193cm / 95kg |
出身校 | カリフォルニア大学 |
ポジション | PG |
ドラフト | 1994年ドラフト2位 |
引退 | 2013年 |
所属チーム | 1994 – 1996:DAL(マーベリックス) 1996 – 2001:PHX(サンズ) 2001 – 2008:NJN(ネッツ) 2008 – 2012:DAL(マーベリックス) 2012 – 2013:NYK(ニックス) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(1回) アシスト王(5回) All NBA 1st Team(5回) All NBA 2nd Team(1回) All Defensive 1st Team(4回) All Defensive 2nd Team(5回) 新人王 All Rookie 1st Team オールスター出場(10回) 永久欠番(BKN) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 4
- 人気
- 5
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 5
- ディフェンス
- 3
PER | 17.9 |
BPM | 3.8 |
OBPM | 2.3 |
DBPM | 1.5 |
USG% | 19.2% |
WS/48 | .133 |
TS% | 50.7% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
チームを勝たせる司令塔
ジェイソン・キッドは史上最高のPGの1人だ候補だ。チームが空中分解したキャリア最初の2年を除いてキッドは17シーズン連続でプレーオフに駒を進めており、ネッツに所属していた2001−02シーズンには前年の26勝56敗から一気に2年連続でNBAファイナルへ導く活躍で、PGとしての評価を確立させた。
代名詞はトラジッションオフェンス
派手なパスや速攻が目立つが、キッドの真骨頂はディフェンスにある。キッドはリーグ下位だったネッツのディフェンスをリーグ5位に引き上げ、リバウンドにも強いため、ディフェンスを起点としたトランジションオフェンスを代名詞にしている。反面、機動力のないビッグマンとの相性は良くなかった。
キャリア初期から完成された「Mr. トリプルダブル」
キッドはキャリア初期から晩年まで、安定したスタッツを残している。アシストとスティールは歴代2位の記録しており、キャリア平均6.3リバウンドは注目に値する。キャリア通算107回のトリプルダブルも、自然とスタッツが積み上がったというイメージが強く、天性のプレーメイク能力を持っている。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://www.youtube.com/watch?v=kJyvb3h440I
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 1,391 | 158 |
出場時間(MIN) | 36.0 | 38.5 |
得点(PTS) | 12.6 | 12.9 |
FG成功率(FG%) | .400 | .391 |
3P成功率(3P%) | .349 | .322 |
FT成功率(FT%) | .785 | .781 |
リバウンド(REB) | 6.3 | 6.7 |
アシスト(AST) | 8.7 | 8.0 |
スティール(STL) | 1.9 | 1.9 |
ブロック(BLK) | 0.3 | 0.3 |
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ