(2025/5/10 更新)
ジェイ・ウィリアムスは1981年9月10日生まれ、ニュージャージー州プレインフィールド出身のポイントガード。デューク大学で活躍し、2001年にはNCAA優勝を経験。卓越したバスケットIQと得点力、リーダーシップを兼ね備え、全米最優秀選手賞(Naismith College Player of the Year)やジョン・ウッデン賞などを受賞した。2002年のNBAドラフトではシカゴ・ブルズから全体2位で指名され、ルーキーシーズンには75試合に出場(平均9.5得点、4.7アシスト)とまずまずのスタートを切った。しかし2003年6月、オフ中にオートバイ事故に遭い、選手生命に大きなダメージを負ったことで、キャリアは実質的に1シーズンで終焉を迎えることとなった。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Jay Williams (ジェイ・ウィリアムス) |
| 生年月日 | 1981年9月10日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ニュージャージー州プレインフィールド |
| 身長 / 体重 | 188cm / 88kg |
| 出身校 | デューク大学 |
| ポジション | PG |
| ドラフト | 2002年ドラフト2位 |
| 引退 | 2006年 |
| 所属チーム | 2002 – 2003:CHI(ブルズ) 2006 :NJN(ネッツ) |
| 主な受賞歴 | – |
Play Style(プレースタイル)
プレーメイキングに秀でた天性のPG
ジェイ・ウィリアムスは、スピードと判断力を兼ね備えた典型的なフロアジェネラルタイプのポイントガードだった。特にデューク大学時代は、ピック&ロールの読みとパスの正確さ、ドライブからの展開力に定評があり、チームの司令塔として君臨。トランジションの場面では、ディフェンスの隙を一瞬で突く決断力と敏捷性を活かして得点やアシストを重ねた。得点力も高く、NCAAキャリア平均で19.3得点、通算3P成功率もおよそ40%前後と高効率。NBAではサイズとアスレチック能力に優れ、ディフェンス面でもポジショニングとプレッシャーのかけ方がうまく、ペリメーターでの対人守備にも安定感を見せた。ただし、NBAではまだ粗削りな部分もあり、特にジャンプショットの安定性やターンオーバーの多さが課題視されていた。
- オフェンス
- 2
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 2
- スピードとクイックネス
- 加速力と方向転換が速く、1on1での抜け出しやトランジション時の先導役として秀でている。
- プレーメイク力
- バスケットIQが高く、ピック&ロールやドライブからプレーをクリエイトできる。
- リーダーシップと勝負強さ
- 大学時代には数々のクラッチプレーを成功させ、精神的な強さと勝負勘を持っている。
- ジャンプシュートの安定性
- アウトサイドシュートに波があり、特にプルアップジャンパーは課題。
- ターンオーバーの多さ
- プレー選択の判断が早いゆえに、ミートミスなどによるターンオーバーが誘発しやすい。
- フィジカル不足
- 標準的なサイズではあるがフィジカルが出来上がっておらず、フィニッシュやディフェンスは課題。
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Stats(スタッツ)
| PER | 12.2 |
| BPM | -2.1 |
| OBPM | -1.3 |
| DBPM | -0.8 |
| USG% | 21.0% |
| TS% | 47.2% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




