【NBA選手名鑑 #11】Rasheed Wallace(ラシード・ウォーレス)

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当代屈指のオールラウンダーなPFでありながら、「歩くテクニカルファウル」と呼ばれたラシード・ウォーレスについて紹介します。(更新日:2022/10/21)

目次

Profile(プロフィール)

氏名Rasheed Wallace
(ラシード・ウォーレス)
生年月日1974年9月17日
出身地アメリカ合衆国
ペンシルベニア州フィラデルフィア
身長 / 体重 211cm / 104kg
出身校ノースカロライナ大学
ポジションPF / SF / C
ドラフト1995年ドラフト4位
引退2013年
所属チーム1995 – 1996:WAS(ブレッツ)
1996 – 2004:POR(ブレイザーズ)
2004    :ATL(ホークス)
2004 – 2009:DET(ピストンズ)
2009 – 2010:BOS(セルティクス)
2012 – 2013:NYK(ニックス)
主な受賞歴リーグ優勝(1回)
All Rookie 2nd Team
オールスター出場(4回)

Play Style(プレースタイル)

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  • オフェンス
    4
  • 人気
    3
  • 勝負強さ
    2
  • テクニック
    4
  • ディフェンス
    3
PER17.0
BPM2.2
OBPM1.0
DBPM1.2
USG%21.3%
WS/48.139
TS%53.6%

PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

NBAism管理人
「歩くテクニカルファウル」と呼ばれ、主要タイトルの受賞履歴もないけど、オールラウンダーなPFで現代のポジションレスバスケに大きな影響を与えた選手の1人!

ストレッチ4の原型となったオールラウンダー

当時はPFが3Pシュートを撃つことはほとんどなかったが、ラシードはシュート力が高く、パワー勝負よりもアウトサイドでのプレーを好んだ。フェイダウェイ気味に放たれるシュートはブロックされにくく、現代的なオールラウンダーなストレッチ4の原型といえるが、当時は批判対象になることも多かった。

アンセルフィッシュなプレーと、忠実なディフェンダー

インサイド/アウトサイドを問わずに得点できるスコアリング能力が注目されるが、ディフェンスも標準以上だ。イメージと違ってアンセルフィッシュなスタイルで14年連続でチームをプレーオフに導いている。ピストンズでは守護神ベン・ウォーレスとともにツインタワーを形成し、優勝に大きく貢献した。

“歩くテクニカルファウル”

ブレイザーズ時代には1シーズンでの歴代最多テクニカルファウル/最多退場を記録した。「ジェイル(刑務所)・ブレイザーズ」の問題児軍団の総帥と見做されていたが、乱闘や犯罪を起こすことはなく、プライベートでは大人しい性格。ピストンズ時代にはラリー・ブラウンHCの元でプレーした。

↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://www.youtube.com/watch?v=PJxVsuWo1h8

Stats(スタッツ)

              レギュラーシーズン プレーオフ 
出場試合数(G)1,109177
出場時間(MIN)32.733.0
得点(PTS)14.413.5
FG成功率(FG%).467.444
3P成功率(3P%).336.352
FT成功率(FT%).721.717
リバウンド(REB)6.76.2
アシスト(AST)1.81.5
スティール(STL)1.00.8
ブロック(BLK)1.31.3

↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

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