カナダのオンタリオ州トロントに本拠地をおく、現在のNBAで唯一のカナダに本拠地があるトロント・ラプターズについてご紹介します。
What’s Toronto Raptors(基本情報)

本拠地 | カナダ:オンタリオ州トロント |
カンファレンス | イースタン・カンファレンス |
ディビジョン | アトランティック・ディビジョン |
略称 | TOR |
アリーナ | スコシアバンク・アリーナ |
Gリーグ提携チーム | ラプターズ905 |
Team History(歴史)
創設 | 1995年 |
チーム史 | トロント・ラプターズ(1995年 – ) |
優勝 | 1回(2019年) |
永久欠番 | [ 6]:ビル・ラッセル |
カナダを本拠地にするNBA唯一のチームで、NBAの市場拡大戦略の一環として1995年に創設された。チーム名は、映画「ジュラシック・パーク」に因んで名付けられている。
創立当初は勝ち星に恵まれなかったが、1998年のドラフトでビンス・カーターを指名したことで知名度が高まるも、強豪となるには2010年代後半まで待つ必要があった。プレーオフで勝ち切れないシーズンを過ごしていたが、2019年にデマー・デローザンとカワイ・レナードのトレードを実行したことが決め手となり、初優勝を果たした。このNBAファイナルは米国以外で初開催となっている。
“NBAイズムが選ぶ!” トロント・ラプターズ 歴代トップ5

Kyle Lowry
カイル・ラウリー

DeMar DeRozan
デマー・デローザン

Vince Carter
ビンス・カーター

Kawhi Leonard
カワイ・レナード

Chris Bosh
クリス・ボッシュ
“NBAイズムが選ぶ!” G.A.O.T. (チーム史上最高の選手)

Vince Carter(ビンス・カーター)
ラプターズを初優勝に導いたカワイ・レナードの貢献は大きいが、ラプターズを象徴する選手といえばカーターを除くことはできない。爆発的な身体能力の高さが武器で2000年のスラムダンク・コンテストは、歴代のダンクコンテストでも最高位のものとして記憶されている。キャリア初期は身体能力に頼ったプレーも多かったが、徐々に技巧派プレーヤーへ変貌し、20年以上のNBAキャリアを過ごした。
Toronto Raptors Team Information(チーム情報)
チームスタッフ
Head Coach

(ニック・ナース)
GM

(ボビー・ウェブスター)
President

(マサイ・ウジリ)
Main Owner

(マイケル・フリースダール)
Roster Infomation:ロスター情報(更新日:2022年10月10日)

UFA:制限なしFA RFA:制限付きFA PO:プレーヤーオプション TO:チームオプション
Pos. | Player | 2023-24 Contract |
---|---|---|
PG | Fred VanVleet(フレッド・ヴァンブリート) | PO |
PG | Malachi Flynn(マラカイ・フリン) | TO |
PG | Dalano Banton(ダラーノ・バントン) | RFA |
SG | Gary Trent Jr.(ゲイリー・トレントJr.) | PO |
SG | Josh Jackson(ジョシュ・ジャクソン) | UFA |
SF | Scottie Barnes(スコッティ・バーンズ) | TO |
SF | OG Anunoby(OG・アヌノビー) | |
SF | Otto Porter Jr.(オットー・ポーターJr.) | PO |
PF | Pascal Siakam(パスカル・シアカム) | |
PF | Thaddeus Young(サディアス・ヤング) | |
PF | Chris Boucher(クリス・ブーシェ) | |
PF | Juancho Hernangomez(ファンチョ・エルナンゴメス) | UFA |
PF | Precious Achiuwa(プレシャス・アチウワ) | TO |
PF | DJ Wilson(DJ・ウィルソン) | |
C | Khem Birch(ケム・バーチ) | |
C | Christian Koloko(クリスチャン・コロコ) | |
PG | Jeff Dowtin(ジェフ・ダウティン) | 2way契約 |
SG | Ron Harper Jr.(ロン・ハーパーJr.) | 2way契約 |
【トレーニングキャンプ契約(Exhibit10 / Exhibit9)】
Gabe Brown(SF)
エースプレイヤー


Pascal Siakam(パスカル・シアカム)
2016年ドラフト27位でラプターズに指名された生え抜きのエース。2019年の初優勝時にはMIPもカワイ・レナードに次ぐ2ndオプションとして優勝に大きく貢献し、MIPにも輝いた。PFながらガードも守れるだけの機動力があり、オフェンス面では3Pとドライブを中心に得点を重ねていく。調子に波があるが、波に乗ると止まらないタイプのスコアラーであるといえる。3Pシュートの成功率の向上は目下の課題。

