(2025/7/11 更新)
デビッド・ロビンソンは1965年8月6日、フロリダ州キーウェスト生まれのセンター。
アメリカ海軍士官学校(Navy)出身という異色の経歴を持ち、「The Admiral(提督)」の愛称で知られている。1987年のNBAドラフトでサンアントニオ・スパーズから1位で指名されたが、海軍での義務勤務を2年間務めた後の1989年にNBAデビューし、1年目から期待通りのインパクトを残して平均24.3得点・12.0リバウンド・3.9ブロックを記録して新人王を獲得した。1995年にはシーズンMVP、1992年と1996年にはドリームチームの一員としてオリンピック金メダルを獲得。1999年と2003年にスパーズでNBA優勝し、2003年に引退。2009年に殿堂入りを果たした。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | David Robinson (デビッド・ロビンソン) |
| 生年月日 | 1965年8月6日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 フロリダ州キー・ウェスト |
| 身長 / 体重 | 216cm / 107kg |
| 出身校 | 海軍兵学校 |
| ポジション | C |
| ドラフト | 1987年ドラフト1位 |
| 引退 | 2003年 |
| 所属チーム | 1989 – 2003:SAS(スパーズ) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(1999, 2003) シーズンMVP(1995) 得点王(1994) リバウンド王(1991) ブロック王(1992) オールNBA 1st チーム(1991-1992, 1995-1996) オールNBA 2nd チーム(1994, 1998) オールNBA 3rd チーム(1990, 1993, 2000-2001) オールディフェンシブ 1st チーム(1991–1992, 1995-1996) オールディフェンシブ 2nd チーム(1990, 1993-1994,1998) 新人王(1990) オールルーキー 1st チーム(1990) オールスター出場(1990-1996, 1998, 2000-2001) 永久欠番(SAS) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
アスレチック能力とバスケIQを兼ね備えた、攻守で機動力を活かした歴代屈指のセンター
NBA史上屈指のアスレティックかつバスケットボールIQを持ったセンター。攻守両面においてバランスの取れた万能性を持っており、キャリア平均21.1得点・10.6リバウンド・3.0ブロックという圧倒的なスタッツを残した。身長216cm、体重107kgというビッグマンとして十分なサイズに加え、驚異的な機動力とジャンプ力でリムプロテクトやリバウンド、トランジションにおけるフィニッシャーとして高いパフォーマンスをみせる。
オフェンスでは滑らかなシュートタッチを持ち、ポストアップ、フェイスアップ、ドライブ、ハイポストでのシュートなどオフェンスバリエーションも非常に豊富。
ディフェンスにおいても機動力とタイミングの良さを活かしたリムプロテクションに優れ、1992年には最優秀指選手を獲得するほどの守備力を持つ。チームの精神的支柱としての役割も大きく、新人のティム・ダンカンにエースの座を譲るというチームファーストな姿勢も見せている。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 2
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 5
- ディフェンス
- 5
- 卓越したディフェンス能力
- リムプロテクターとしてインサイドを封じ、フットワークを活かしてピック&ロールへも対応力も高い。
- 多彩なスコアリング能力
- パワーとスキルを併せ持ち、柔らかなシュートタッチで1993–94シーズンには得点王に輝いた。
- 運動能力と機動力
- 当時のセンターとしては規格外のトランジションにおける速さとストレッチ性のある運動能力を持つ。
- クラッチシーンでの存在感
- プレーオフなどの重要なシーンで存在感が薄くなり、絶対的な支配力に欠ける。
- フィジカル対応
- パワーに秀でたビッグマンに対して押し負けることがあり、インサイドでの優位性を失うことがある。
- リーダーシップ
- 真面目で理知的な性格であるため感情を滅多に表さず、チームを鼓舞するエネルギーには欠ける。
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Stats(スタッツ)
| PER | 26.2 |
| BPM | 7.5 |
| OBPM | 4.4 |
| DBPM | 3.1 |
| USG% | 26.2% |
| TS% | 58.3% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




