(2025/6/2 更新)
ジョン・ウォールは1990年9月6日生まれ、ノースカロライナ州ローリー出身のポイントガード。ケンタッキー大学で1年だけプレーした後、2010年NBAドラフトで全体1位指名を受けてワシントン・ウィザーズに入団。ルーキーイヤーには15.3得点・8.3アシストを記録し、オールルーキー1stチームに選出。以降、ウィザーズの中心選手として長年活躍し、NBAトップクラスの司令塔として5度のオールスター選出を果たした。一方で、キャリア後半には怪我に悩まされることも多く、2019年以降はアキレス腱断裂や手術の影響で長期離脱を経験。2020年にヒューストン・ロケッツに移籍し、その後クリッパーズなどでプレーするも全盛期の輝きは戻らなかった。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | John Wall (ジョン・ウォール) |
| 生年月日 | 1990年9月6日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ノースカロライナ州ローリー |
| 身長 / 体重 | 191cm / 95kg |
| 出身校 | ケンタッキー大学 |
| ポジション | PG |
| ドラフト | 2010年ドラフト1位 |
| 引退 | 2025年 |
| 所属チーム | 2010 – 2020:WAS(ウィザーズ) 2020 – 2022:HOU(ロケッツ) 2022 – 2023:LAC(クリッパーズ) |
| 主な受賞歴 | オールNBA 3rd チーム(2017) オールディフェンシブ 2nd チーム(2015) オールルーキー 1st チーム(2011) オールスター出場(2014-2018) |
Play Style(プレースタイル)
圧倒的なスピードとコートビジョンを持つスコアリングガード
卓越したスピードとコートビジョンを併せ持つポイントガードで、特にトランジション時の爆発力とオープンコートでのプレーメイク能力に定評がある。全盛期にはリーグ最速と称されるほどの加速力でディフェンスを切り裂き、得点とアシストの両面でチームを牽引した。ピック&ロールの使い方が巧みで、ビッグマンとの連携や自らのプルアップジャンパーで得点を重ねる。キャリア平均で18.7得点・8.9アシスト(2022-23終了時点)を記録しており、ゲームメイク能力は非常に高い。一方で3P成功率はキャリアで30%台前半と低く、アウトサイドシュートの安定感には課題がある。ディフェンス面ではサイズと身体能力を活かしてプレッシャーをかけられるが、キャリア後半は怪我の影響で脚力が落ち、以前のようなディフェンス力は影を潜めている。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 3
- トランジションオフェンス
- リバウンドから一気にボールを運び、数秒でフィニッシュに持ち込める。
- パッシングと視野
- アシスト数では常にリーグ上位に位置し、特にキックアウトやピック&ロールでのロブパスが巧み。
- クラッチタイムでのゲームコントロール
- 勝負所での判断力が高く、プレーオフでブザービーターを決めるなど勝負強さを持っている。
- 3Pシュートの精度
- キャリアを通して3Pシュートの成功率が低く、特にキャッチ&シュートの場面での決定力に欠ける。
- ターンオーバーの多さ
- ボールキャリーが多く、プレッシャーのかかる場面でのターンオーバーが散見される。
- 怪我による運動能力の低下
- キャリア後半は度重なる怪我によって爆発力と敏捷性が失われ、運動性能が低下した。
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Stats(スタッツ)
| PER | 19.0 |
| BPM | 2.2 |
| OBPM | 2.3 |
| DBPM | -0.1 |
| USG% | 27.6% |
| TS% | 51.7% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




