2022-23シーズンの振り返り
勝率 | 33-49(.402) |
Play Off | 未出場 |
オフェンス | 114.8(18位/30チーム) |
ディフェンス | 118.8(27位/30チーム) |
PACE | 98.6(18位/30チーム) |
2021-22シーズン途中にデイミアン・リラードとともに長年チームを支えたCJ・マッカラムを放出して新体制で臨んだシーズンだったが、2年連続でプレーオフ未出場となった。リラード、アンファニー・サイモンズ、ジェラミー・グラントらの活躍は目立ち、シーズン中にディフェンダーとして高い評価を得ているマティス・サイブルを獲得するなどの梃入れを行ったがチームは浮上できなかった。
その中でもドラフト7位で指名したシェイドン・シャープは能力の高さをみせつけ、将来への希望を抱かせるシーズンでもあった。
Off Season(オフシーズンの主な動き)
・ジェラミー・グラントと再契約
・マティス・サイブルと再契約
・ケビン・ノックスと再契約
・ジョン・バトラーJr.と再契約
・FAでモーゼス・ブラウンと契約
・ドラフト3位でGリーグIGNITEのスクート・ヘンダーソンを指名
・ドラフト23位でアイオワ大のクリス・マレーを指名
・ドラフト43位でライアン・ルペアを指名
・トレンドン・ワトフォードを解雇
・ジーナサン・ウィリアムズを解雇
Roster Infomation:ロスター情報(2023年9月23日時点)
太字:スターター予想
Pos. | Player |
---|---|
PG | Scoot Henderson(スクート・ヘンダーソン) Damian Lillard(デイミアン・リラード)* Keon Johnson(キーオン・ジョンソン) |
SG | Anfernee Simons(アンファニー・サイモンズ) Nassir Little(ナシール・リトル) Rayan Rupert(ライアン・ルペア) |
SF | Shaedon Sharpe(シェイドン・シャープ) Matisse Thybulle(マティス・サイブル) Kevin Knox(ケビン・ノックス) |
PF | Jerami Grant(ジェラミー・グラント) Kris Murray(クリス・マレー) Jabari Walker(ジャバリ・ウォーカー) George Conditt IV(ジョージ・コンディット4世) |
C | Jusuf Nurkic(ユスフ・ヌルキッチ) John Butler Jr.(ジョン・バトラーJr.) Ibou Badji(イーブー・バージー) |
2023-24シーズン:プレビュー

ジェレミー・グラントやマティス・サイブルとの再契約とロスター維持に動いたオフシーズンだったが、「フランチャイズプレーヤー」のデイミアン・リラードとチームの関係性が急速に悪化し、リラードはチームにトレードを要求。リラードはMIAへ移籍希望していると報道されているが、トレードの話はなかなか進んでおらず、ロスターの補強としてはドラフトが中心となった。リラードの移籍問題が拗れると5年160Mで再契約したグラントの契約の重さにも派生する可能性があるため、チームとしてはリラードの去就に早く決着をつけたいところだろう。
一方で2022年ドラフト7位で指名したシェンドン・シャープ、2023年ドラフト3位のスクート・ヘンダーソン、23位のクリス・マレーと高いポテンシャルを持つ若手が揃っており、リラード体制後を見据えた楽しみなロスターとなっている。
HC3年目となるチャウンシー・ビラップスHCの采配は今のところ結果を出せておらず、再契約したサイブルもDALへの移籍を希望していたことから、チームは薄氷の上にある状態だ。今季結果を出せない場合はビラップスHCの解任問題に波及しそうだ。
“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Anfernee Simons(アンファニー・サイモンズ)
2021-22シーズンに頭角をみせ、昨シーズンは平均21.1点とデイミアン・リラードに次ぐチーム2位の得点源となっている。シュートエリアが広く、緩急を交えたスピードを活かしてインサイドでもアウトサイドでも得点することができる。アシスト能力も高く、昨シーズンは平均4.5アシストという数字を残している。
一方でディフェンスは長年の課題とされており、バックコートのディフェンスはプレーオフ進出以上の結果を残すためにもディフェンス面でも工場を狙いたいところだ。
リラードの移籍有無に関わらずバックコートの中心選手になるため、リラード or スクート・ヘンダーソンとのケミストリー構築は必須になりそうだ。
