(2025/10/18 更新)
エバン・ターナーは1988年10月27日、イリノイ州シカゴ出身のウィング。
高校時代から注目を集め、2007年にオハイオ州立大へ進学。2010年には平均20.4得点・9.4リバウンド・6.0アシストを記録したことでカレッジの最優秀選手賞を総なめにし、大学バスケ界のトップ選手となった。2010年ドラフト2位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに指名され、シクサーズを皮切りにインディアナ・ペイサーズ、ボストン・セルティクスなど複数チームでローテーションを務めた。キャリア通算705試合で平均9.7得点・4.6リバウンド・3.5アシストを記録し、NBAでは万能性のあるロールプレーヤーとしてのキャリアを歩んだ。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Evan Turner (エバン・ターナー) |
| 生年月日 | 1988年10月27日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ |
| 身長 / 体重 | 198cm / 100kg |
| 出身校 | オハイオ州立大学 |
| ポジション | SF / SG |
| ドラフト | 2010年ドラフト2位 |
| 引退 | 2020年 |
| 所属チーム | 2010 – 2014:PHI(シクサーズ) 2014 :IND(ペイサーズ) 2014 – 2016:BOS(セルティクス) 2016 – 2019:POR(ブレイザーズ) 2019 – 2020:ATL(ホークス) |
| 主な受賞歴 | – |
Play Style(プレースタイル)
「器用貧乏」とも評される万能性を持つ大学バスケ界のスーパースター
得点・リバウンド・アシストを高水準でこなすことができる万能ウイング。
ポジションに縛られない万能性があり、ボールハンドラーとしても運用できることで様々な役割をこなすことができるユーティリティ性を持っている。サイズがあり、ペイント付近でのフィジカルプレーやオフェンスリバウンドに貢献できる一方、NBAではドリブルからのプレーメイク任されることが多い。ただし、シュートの一貫性に欠ける部分があり、特に3Pシュートを中心とするアウトサイドシュートの不安定さが目立つ。
ディフェンス面はサイズがあり、粘り強いマッチアップを行うが、個人守備力で抑えるタイプではなく、チームディフェンスの中で価値を出すタイプ。攻守で万能性や器用さが評価される反面、明確な武器を持っていないことで、NBAでは結果として「良いロールプレイヤー」という立ち位置に落ち着いた。
- オフェンス
- 1
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 3
- ポジションレスな万能性
ハンドラー・得点・パス・リバウンドを高水準で対応でき、チーム全体を補完する器用さを持つ。 - プレーメイク能力
- サイズのあるセカンドハンドラーとして起用でき、ドライブから正確にキックアウトすることができる。
- リバウンド力
- サイズとメンタルの強さからリバウンドにも積極的に参加し、セカンドチャンスを生み出す。
- シュートの一貫性
- キャリアを通して3Pシュートが安定せず、スペーシングにおける信頼性は高くない。
- 1on1での決定力
- 1on1でのオフェンスパッケージが乏しく、NBAレベルで1stオプションとなることは少ない。
- 万能性ゆえの特長のなさ
- 様々な分野を高水準でこなすことができるが、特化したスキルはなく、ロールプレーヤの枠を出ない。
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Stats(スタッツ)
| PER | 11.9 |
| BPM | -1.9 |
| OBPM | -2.1 |
| DBPM | 0.2 |
| USG% | 19.1% |
| TS% | 49.3% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




