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【選手名鑑】Arvydas Sabonis(アルビダス・サボニス)

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(2025/6/19 更新)
アルビダス・サボニスは1964年12月19日リトアニア・カウナス生まれのセンターで、ヨーロッパバスケットボール界の伝説的存在。1986年にNBAのポートランド・トレイルブレイザーズからドラフト24位で指名されたが、当時のソビエト連邦による制限や怪我の影響で、ドラフトから10年後の1995年にNBAデビューした。ヨーロッパリーグではスペインのレアル・マドリードなどの強豪クラブで活躍し、1988年ソウル五輪ではソ連代表として金メダルを獲得。NBAでは1995年から7シーズン過ごし、通算470試合に出場した。NBAデビュー時ですでに全盛期を過ぎていたが、卓越したバスケットボールIQと当時はアメリカでは少なかったスキルフルなビッグマンとして大きなインパクトを与えた。

目次

Profile(プロフィール)

氏名Arvydas Sabonis
(アルビダス・サボニス)
生年月日1964年12月19日
出身地リトアニア・ソビエト社会主義共和国
カウナス郡カウナス
身長 / 体重 221cm / 132kg
出身校
ポジションC
ドラフト1986年ドラフト24位
引退2004年
所属チーム1995 – 2001:POR(ブレイザーズ)
2002 – 2003:POR(ブレイザーズ)
主な受賞歴オールルーキー 1st チーム(1996)
殿堂入り

Play Style(プレースタイル)

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政治的理由からNBAデビューが遅れたストレッチビッグマンの先駆け

サイズと高い技術力、視野の広さを兼ね備えた現代の万能ビッグマンのプロトタイプといえるスキルセットを持っており、ハイポストからのバックドアパスやトランジションでの長距離パスなど、当時のセンターとしては異端ともいえる創造性の高さを発揮し、チームオフェンスの起点となれるセンター。スコアリングに関しても左手のフックシュートやフェイダウェイなど多彩なポストスキルを持ち、フィジカルが必要な場面でも恵まれた体格を活かして押し切ることができる。シュート力についても3Pラインからシュートが打てるストレッチ型ビッグマンの先駆けであり、インサイド全盛期の時代としては異例ともいえるシュートレンジを持っていた。

一方で、NBA入り時点で既に30歳を超えており、膝の慢性的な怪我により機動力やディフェンスでの敏捷性には難があった。しかし、ゴール下でのポジショニングやピック&ロールに対する守り、、チームディフェンスでのヘルプなどについては高いインテリジェンスを発揮した。

  • オフェンス
    4
  • 勝負強さ
    3
  • テクニック
    5
  • 身体能力
    1
  • ディフェンス
    4
長所
  • パスセンスとコートビジョン
    • センターながらアシスト能力に優れ、ハイポストからのゲームメイクが可能。
  • 多彩なオフェンススキル
    • 左右両手でのフックシュートやフェイダウェイ、3Pシュートを兼ね備えたストレッチ性を持っている。
  • 高いバスケットIQとポジショニング
    • リバウンドでのボックスアウトやパスコースの読みが秀逸で、チームディフェンスでの効果が大きい。
短所 / 改善点
  • スピードとクイックネスの不足
    • ピック&ロールやトランジションディフェンスでの戻りは遅く、フットワークに難がある。
  • 出場時間の制限
    • 慢性的な膝の怪我によりフルタイムでのプレーが難しく、スタミナ面にも課題がある。
  • ファウルトラブル
    • 機動力不足に伴って対応が遅れることによる接触プレーが多く、ファウルトラブルに陥りやすい。

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Stats(スタッツ)

PER21.2
BPM4.4
OBPM2.0
DBPM2.4
USG%22.9%
TS%57.4%

PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

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