ケイド・カニングハムを筆頭に、若手有望株が揃いつつあるデトロイト・ピストンズの2022-23シーズンをプレビューします。
2021-21シーズンの振り返り
勝率 | 23-59(28.0%) |
Play Off | 未出場 |
オフェンス | 106.0(28位/30チーム) |
ディフェンス | 113.8(24位/30チーム) |
PACE | 98.4(14位/30チーム) |
粒揃いの2021年ドラフト1位指名のケイド・カニングハムは、平均17.4点。5.5リバウンド、5.6アシストと上々の活躍をみせた。2022年ドラフトではジェイデン・アイビーとジェイレン・デューレンと的確な補強を行った。サディック・ベイやアイザイア・スチュワートといった若手も台頭してきていることもあり、オフにジェレミー・グラントやケリー・オリニクを放出。本格的に若手主体のチーム構成に移行している。
Roster Infomation:ロスター情報(2022年10月10日時点)
太字:スターター予想
UFA:制限なしFA RFA:制限付きFA PO:プレーヤーオプション TO:チームオプション
Pos. | Player |
---|---|
PG | Cade Cunningham(ケイド・カニングハム) |
PG | Killian Hayes(キリアン・ヘイズ) |
PG | Kemba Walker(ケンバ・ウォーカー) |
PG | Cory Joseph(コリー・ジョセフ) |
SG | Jaden Ivey(ジェイデン・アイビー) |
SG | Alec Burks(アレック・バークス) |
SG | Hamidou Diallo(ハミドゥ・ディアロ) |
SG | Rodney McGruder(ロドニー・マグルーダー) |
SF | Saddiq Bey(サディック・ベイ) |
SF | Bojan Bogdanovic(ボーヤン・ボグダノビッチ) |
SF | Kevin Knox(ケビン・ノックス) |
PF | Marvin Bagley III(マービン・バグリー3世) |
PF | Isaiah Livers(アイザイア・リバース) |
C | Jalen Duren(ジェイレン・デューレン) |
C | Nerlens Noel(ナーレンズ・ノエル) |
C | Isaiah Stewart(アイザイア・スチュワート) |
SG | Buddy Boeheim(バディ・ブーハイム) |
SF | Braxton Key(ブラクストン・キー) |
【トレーニングキャンプ契約(Exhibit10 / Exhibit9)】
Jules Bernard(SG)
Stanley Umude(PG/SG)
2022-23シーズン:チームレビュー

新人王こそ逃したカニングハムだが、前評判通りのプレーメイクとオールラウンダーぶりを発揮した。課題とされる3Pシュートとディフェンスの向上は必要だが、彼がピストンズの核になっていくことは間違いない。そのカニングハムとコンビを組むことになるのはアスレチックSGのアイビー。タイプの違う2人の親和性は未知数だが、少なくとも今後数年はこの2人を中心にオフェンスを展開していくことになりそうだ。
グラントやオリニクが担っていたディフェンスを補完する役割としては、今ドラフトNo1のリムプロテクターであるデューレンに期待したいが、ルーキー1人にディフェンスを任せることは負担であり、ドウェイン・ケイシーHCの手腕が試されそうだ。
本格的に優勝争いに食い込むには数年かかりそうな雰囲気であるため、ケンバ・ウォーカーやボーヤン・ボグダノビッチといった実績あるベテラン勢の去就にも注目だ。
“NBAイズムが選ぶ!” 注目選手

Saddiq Bey(サディック・ベイ)
2年目にして1試合51点を記録するなど爆発力があるウイングで、ピストンズのオフェンスにおいて重要な役割を担っている。フィジカルが強く、ディフェンスに当たり負けせずにシュートを打ち切ることができ、2021-22シーズン通算で211本の3Pシュートを成功させたことは、ピストンズの球団記録となっている。
カニングハム、アイビーとともにピストンズの若手コアを担う一角ではあるが、昨年よりもインサイドが弱体化したなかで、スペーシング技術とディフェンスの向上が目下の課題になりそうだ。
